STAFF INTERVIEW
スタッフインタビュー
渡邊 一貴

支えられる側から、支える側に。自ら成長を続けることで、歩むべき道筋を示したい。

渡邊 一貴
KAZUKI WATANABE
潤滑油グループ 潤滑油チーム
構内作業員/2015年入社
インタビュー

製品品質を遵守した充填作業で、お客様に多様な潤滑油を送り届けています。

水島製油所での潤滑油製造の最終工程を担う、潤滑油チームに所属しています。作業は調合、充填、出荷の3つに大きく分けられますが、私は充填を担当。レーンを流れるドラム缶にノズルを挿し込んで指定の油種を充填するほか、ペール缶や4リットル缶といった作業が自動化されている製品については、梱包や機器の監視を行っています。200~300種の製品を取り扱っていることに加え、配管の構造も複雑とあり、最初はてこずりましたが、上司の粘り強い指導のおかげで、約1年をかけて大まかな業務をつかむことができました。
インタビュー

シビアな作業を繰り返した先に、自分自身の成長を見出すことができました。

自動車のエンジンオイルをはじめ、船舶、工業用機械など、潤滑油にはさまざまな用途が存在。それらを数本に分けたラインで製品化する過程において、確認作業の徹底は大原則です。油種の切り替え後には必ずサンプルを採取し、その密度を測定することで誤った製品の充填を防止。また容器の表面も入念に調べ、へこみやロット番号の印字エラーの有無を確かめます。些細な不備が製品回収につながるのは、この仕事の厳しい部分。ですが、厳しさと隣合わせの環境で集中力を磨いたからこそ、社会人としての責任感が備わったように思います。
インタビュー

チームが一体となって作業の円滑化を実現。日々、充実感が増しています。

潤滑油チームでは、頻繁に作業改善の提案を行っています。ここ最近でいえば、油種の切り替えにかかる時間を短縮するアイデアが採用されたところです。懸案だったのは、異なる製品同士が混ざらないよう、空気圧をかけて配管内部をきれいにする工程。大量に発生する気泡が、規定充填量のさまたげとなった状況を、作業間隔を置いて気泡を落ち着かせることで克服しました。部門のメンバーで持ち寄った意見を資料にまとめ、代表者としてプレゼンに臨んだ経緯もあり、チームの一体感を感じられ達成感を得る事ができました。
インタビュー

教えてもらったことを次の世代へ。腰を据えて働ける職場づくりを目指します。

新卒入社から5年弱、仕事にも少しずつゆとりが出てきました。その間には、私たちの製品が友人の働く造船会社で利用されていることも明らかに。自分の作業が多方面につながっていることを実感しつつ、業務に励んでいます。一方で、いままでは上司や先輩から指導を受けていたのが、今度は自分が後輩を教える立場に変わりました。教育手法については、まだまだ模索中というのが実際のところ。手探りではありますが、ノウハウの蓄積と併せて作業前後の段取りの大切さなどを伝え、5年、10年と活躍できるスタッフを育成したいです。
インタビュー:2019年9月
渡邊 一貴
渡邊 一貴
潤滑油グループ 潤滑油チーム
構内作業員/2015年入社
高校では電子機械を学び、エンジニアリング企業を中心にした就職活動の末、当社の門を叩いた。配属先の潤滑油チームでは「ひと仕事、ひと片づけ」を信条に作業環境を整え、堅実に職務をまっとうしている。オフの楽しみは、お気に入りのバンドのライブに足を運ぶこと。

8:00〜17:00月~金 (祝祭日を除く)

086-455-9611

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